Pressure-sensitive copying material
专利摘要:
公开号:WO1992000853A1 申请号:PCT/JP1991/000928 申请日:1991-07-10 公开日:1992-01-23 发明作者:Naoya Takahashi;Satoshi Narui;Yasuo Togami 申请人:Nippon Petrochemicals Company, Limited; IPC主号:B41M5-00
专利说明:
[0001] 曰月 糸田 感 圧 複 写 材 料 [0002] - 技 術 分 野 - 本発明は感圧複写材料に関するものである。 本発明は、特に発色速度が優れ、 臭気が少なく、 かつ筆記時の裏抜けやにじみのない優れた感圧複写材料に関する ものである。 [0003] - 背 景 技 術 - 従来から、 無色の電子供与性発色剤 (以下「発色剤」 という) を溶液の状態で マイク口カプセル皮膜内に内蔵させて紙の一面に塗布し、他の紙の一面に前記発 色剤と反応して発色させる性質を有する酸性の無機材料、高分子材料あるいは芳 香族カルボン酸などの電子受容性顕色剤 (以下「顕色剤」 という) を塗布し、 使 用の際には、 これらの各面を対向させて重ね合わせ、圧力を加えることにより複 写記録をとる形式の記録材料、 すなわち感圧複写材料が知られている。 [0004] この種の記録材料の複写記録機構は、 筆圧、 タイプ圧等の圧力により、 マイク 口カプセル皮膜を破壊して、 発色剤溶液を放出し、 対向して配置された紙の表面 に塗布された顕色剤と接触させて発色させるものである。 また、 このような発色 機能を有する各塗布材料を、 1枚の紙の片面に塗布した記録材料も知られている これらの記録材料に使用される発色剤溶液は、電子供与性発色材料を 1種また は 2種以上の琮水性溶剤に溶解した溶液である。 ここで用いられる疎水性溶剤は 以下の要件を備えていることが必要である。 すなわち [0005] ィ . 毒性がないこと、 [0006] 口. 不快臭がないこと、 [0007] ハ. 無色かあるいはごく薄い色であること、 [0008] 二. 発色剤の溶解性が良く、 溶液の安定性があること、 [0009] ホ. マイクロカプセル化が容易であること、 [0010] へ. マイクロカプセルの貯蔵安定性が良いこと、 [0011] ト . 発色反応を妨げずかつ発色速度が早いこと、 チ . 発色像ににじみがなく、 'かつ長期保存後でも鮮明な発色像が得られること、 リ . 安価であること、 および [0012] ヌ . 保存時の発色汚れ、 すなわちスマツジが少ないこと、 [0013] などである。 [0014] 従来、 この種の記録材料の溶剤として、 フヱニルキシリルェタン、 フ-ニルェ チルフヱニルェ夕ンのごときジァリールアルカン、 ジィソプロピルナフタレンの ごときアルキルナフタレン、 モノイソプロピルビフヱニルのごときアルキルビフ -ニル、部分水素化ターフユニル等の芳香族環を複数個有する芳香族炭化水素油、 あるいは塩素化パラフィ ンなどが使用されている。 [0015] しかしこれらの溶剤は前記のような要求性能を必ずしも満たすものではない。- 特に発色性能と溶剤の臭気、 および筆記時のにじみゃスマツジは一般に栢反する 傾向にあり、 これらを同時に満足させるものは少ない。 最近、 臭気が少なく、 か つ発色速度が大きい溶剤として、 ェチルベンゼンの製造時に副生する重質油をブ テンでアルキル化して得られる、主として sec—プチルジフヱニルメ夕ンおよび sec—プチルジフユニルェタンからなる留分を用いることが提案されている (米国 特許第 4, 686, 548号公報) 。 しかしながら、 この溶剤は、発色速度と低臭気性に ついては満足であるが、 筆記時のにじみとスマツジについては必ずしも満足でき るものではない。 [0016] — 発 明 の 開 示 一 [0017] 本発明は、 従来の感圧複写材料の溶剤が有する前述のごとき問題点を解決し、 特に発色速度が大きく、臭気が少なく、 かつ筆記時のにじみとスマツジが少ない 優れた感圧複写材料を提供するものである。 [0018] 本発明の感圧複写材料の発色剤溶液用の溶剤は、 2 0〜8 0重量%の sec—プチ ルジフエニルメタン、 5〜5 0重量%の sec—ブチルジフエ二ルェ夕ン ( 1 , 1 ) および 5〜5 0重量%の360—プチルジフヱニルェタン ( 1 , 2 ) の混合物からな るものである。 ここで上記 3成分の合計量は 1 0 0重量%でぁる。 [0019] これら化合物はそれぞれ下記の構造を有する。 sec—ブチルジフユニルメタン : [0020] sec—ブチルジフヱニルエタン (1. 1 ) [0021] [0022] sec—ブチルジフヱニルェタン (1 , 2) [0023] いずれの化合物についても sec—ブチル基の置換位置は特に限定されない。 以下に本発明をさらに詳しく説明する。 [0024] 上言 3sec—ブチルジフエニルメタン、 sec—ブチルジフエニルェタン ( 1 , 1 ) お よび sec—プチルジフヱニルェタン ( 1 , 2) は、 -公知の方法で容易に製造するこ とができる。 例えば、 ジフエ二ルメ夕ン、 ジフエニルエタン ( 1 , 1 ) あるいはジ フエニルェタン ( 1 , 2) を、 酸性触媒の存在下で、 ノルマルブテンあるいは sec 一ブチルクロライ ド等のアルキル化剤でアルキル化する方法、 sec—ブチルベンゼ ンを塩化ベンジル類あるいはベンジルアルコール類のごときァラルキル化剤でベ ンジル化する方法、 さらには sec-ブチルベンゼンとジフエ二ルメタン、 ジフエ二 ルェタン類とのトランスァラルキル化反応を用いる方法、 あるいは sec—ブチルベ ンゼンとベンゼンを二塩化エチレンで力ップリングする方法等がある。 [0025] 本発明の溶剤は上記 3種類の sec—プチルジァリ一ルアルカンの混合物からなる ものである。 従って、 上記各化合物の製造方法に従い、 各化合物を別個に製造し た後、 所定割合に混合することによって、本発明の溶剤を製造することができる。 また、 ジフヱニルメ夕ン、 ジフエ二ルエタン (1, 1) およびジフエ二ルェ夕ン (1, 2) を予め所定の割合で混合してからアルキル化し、本発明の溶剤組成物を 得る方法、 あるいはそれとは逆に sec—プチルジフヱニルメタン、 sec—ブチルジ フエニルエタン (1 , 1 ) および sec—ブチルジフエニルェタン (1, 2) を予め合 成し混合する方法も用いることができる。 [0026] 本発明の溶剤は、 sec—ブチルジフ -ニルメタンが 20〜80重量%および sec ーブチルジフユニルエタン (1, 1) が 5〜50%および sec—ブチルジフュニル ェタン (1, 2) が 5〜50重量%の範囲であることが必要である。 [0027] sec—プチルジフエニルメタンが 20重量%未満では発色速度が劣る。 また、 sec—プチルジフエニルメタンが 80重量%を越えると発色時のにじみと保存時の スマッジに若干問題力 ϊ生ずる。 sec—プチルジフヱニルェタン (1.1 ) が 5重量 %未満では筆記時のにじみ防止効果およびスマツジ防止効果が現われない。 一方、 sec—プチルジフユニルェタン (1, 1 ) が 50重量%を越えると発色速度が低下 する。 また、 sec—プチルジフユニルェタン (1, 2) が 5重量%未満では発色速 度と臭気との双方の条件を満足させることは困難である。 また、 sec—プチルジフ ヱニルェタン (1 , 2) が 50重量%を越えると筆記時のにじみの問題が起こる。 本発明者らは、 従来公知であつた上記の各溶剤を個々に使用した場合の問題点 とその解決法について検討した結果、 これらの成分を特定の割合で混合すること により、 個々の成分の欠点を相互に打ち消し、 発色速度、臭気、 筆記時のにじみ および裏抜けなど全ての性能について、 バランス良く優れた溶剤が得られること を見出して本発明を完成するに至ったものである。 [0028] なお、 上己 sec-ブチルジフユニルメタ ン、 sec—ブチルジフヱニルェタ ン (1, 1) および sec—プチルジフユニルェタン (1, 2) が所定の割合で含まれ ていれば、本発明の目的の範囲内で、感圧紙用発色剤の溶剤として公知の他の溶 剤を適宜の割合で混合し使用することもできる。 [0029] 本発明において発色剤として使用される電子供与性物質は、常温において無色 または淡色で、電子受容性物質と反応して発色する物質であり、本技術分野にお いて通常使用されている公知の発色剤の何れでも使用することができる。 [0030] 例えば、 具体的な発色剤としては、 3.3—ビス (p—ジメチルアミノフヱニル) 一 6—ジメチルア ミ ノフタ リ ド (以下「C V L」 ということがある) 、 3 , 3— ビ スー ( p—ジメチルァミ ノフエニル) フタ リ ド、 3— ( ρ—ジメチルァ ミ ノフエ ニル) 一 3— ( 1 , 2—ジメチルイ ン ドール一 3—ィル) フタ リ ド、 3— (p—ジ メチルァミ ノフェニル) 一 3— ( 2—メチルイ ン ドール一 3—ィル) フタ ' J ド、 3 , 3—ビス一 ( 1 , 2—ジメチルイン ドール一 3—ィル) 一5—ジメチルァ ミノ フタ リ ド、 3 , 3—ビス一 ( 1 , 2—ジメチルイ ンドール一 3—ィル) 一 6—ジメ チルァ ミ ノフタ リ ド、 3 , 3 —ビス一 (9—ェチルカルバゾールー 3—ィル) 一 5 -ジメチルァ ミノフタ リ ド、 3 , 3—ビス一 ( 2—フヱ二ルイ ンドール一 3—ィル) 一 5—ジメチルァミ ノフタ リ ド、 3— p—ジメチルァミ ノフェニルー 3— ( 1一 メチルピロ一ルー 2—ィル) 一 6—ジメチル一ア ミ ノフタ リ ド等のト リフエニル メ夕ン系ィ匕合物; 4 , 4 '一ビスージメチルァミ ノべンズヒ ドリ ンべンジルエーテ ノレ、 N— ヽロフエ二ソレーロイコオーラ ミ ン、 N— 2 , 4 , 5—ト リ クロ口フエニル ロイ コオーラ ミ ン等のジフユニルメタン系化合物; ローダミ ン一 B—ァニリノ ラ クタム、 ローダミ ン一 (p—二 トロア二リノ) ラクタム、 ローダミ ン B ( p—ク ロロァニリノ) ラクタム、 7—ジメチルァミ ノ一 2—メ トキシフルオラ ン、 7— ジェチルァ ミ ノ一 2—メ トキシフルオラン、 7—ジェチルァミ ノ一 3 —メ トキシ フルオラン、 7—ジェチルァミ ノ一 3—クロ口フルオラン、 7—ジェチルァ ミノ — 3—クロロー 2—メチルフルオラン、 7—ジェチルァミ ノー 2 , 3—ジメチルフ ルオラ ン、 7—ジェチルア ミノー (3—ァセチルメチルァ ミ ノ) フルオラン、 7 —ジェチルア ミ ノー (3—メチルァミ ノ) フルオラン、 3 , 7—ジェチルア ミ ノフ ルオラ ン、 7 —ジェチルア ミノー 3— (ジベンジルァミ ノ) フルオラン、 7—ジ ェチルアミ ノー 3 — (メチルベンジルァ ミノ) フルオラン、 7—ジェチルァ ミノ 一 3 — (ク ロ ロェチルメチルァ ミ ノ) フルオラン、 7 —ジェチルア ミ ノー 3— (ジェチルァ ミ ノ) フルオラン、 2—フエニルァミ ノ一 3—メチルー 6— (N— ェチル一N— p— ト リル) 一アミノーフルオラン等のフルオラン系化合物;ペン ゾィルロイ コメチレンブルー、 p—ニ トロベンジルロイ コメチレンブル一等のチ アジン系化合物; さらに、 3—メチルースピロージナフ ト ビラン、 3 —ェチルー スピロ一ジナフ ト ビラン、 3 , 3 ·—ジクロロースビロージナフ ト ビラン、 3 —べ ンジルース ピロ一ジナフ ト ビラン、 3 —メチルーナフ トー (3 —メ ト半シべンゾ) ースピロビラン、 3ープロゼルースピロ一ジベンゾピラン等のスピロ系ィ匕合物等 あるいはこれらの混合物を挙げることができる。 [0031] また、本発明に用いられる顕色剤としては、 酸性の高分子材料などの有機材料、 例えば、芳香族カルボン酸、 その重合体、 それらの金属塩、 あるいは多価金属化 カルボキシル変性テルペンフユノール樹脂もしくはその誘導体、 あるいは酸性の 無機材料、 例えば酸性白土、 活性白土などが用いられる。 [0032] 酸性の高分子材料の例としては、 パラフ -二ルフユノール一ホルムアルデヒ ド ポリマー、 ノ、'ラオクチルフヱノ一ルーホルムアルデヒドポリマーなどのフエノ一 ル樹脂が挙げられる。 なお、 これらは亜鉛などの多価金属の塩としても用いられ る。 さらに、 フエノールアセチレン共重合体、 マレイ ン酸一口ジンポリマー、部 分鹼化ぁるいは完全鹼化したスチレン—無水マレイン酸共重合体、 部分験化ある いは完全鹼化したエチレン一無水マレイン酸共重合体、 カルボキシル化ポリェチ レン、 あるいは部分験化あるいは完全験化したビニルメチルエーテル一無水マレ ィン酸共重合体などが挙げられる。 [0033] 顕色剤として用いられる芳香族カルボン酸とは芳香族環 (単環、 多環の何れで もよい) に直接カルボ牛シル基が結合した有機化合物であって、 このような芳香 族カルボン酸の例としては、 サリチル酸誘導体、 例えば、 3 , 5—ジ (α—メチル ベンジル) サリチル酸、 3 — ( 一メチルベンジル) 一 5— (ひ, α '—ジメチル ベンジル) サリチル酸、 3— (4 '一な, 'ージメチルベンジル) フエ二ルー 5— ( , '―ジメチルベンジル) 一サリチル酸、 3, 5—ジー tert—ブチルサリチル 酸、 3 , 5—ジ一tert—ォクチルサリチル酸、 3—シクロへヰシルー 5 - { a , a ' —ジメチルベンジル) サリチル酸、 3—フヱ二ルー 5— ( , ' 一ジメチルベン ジル) サリチル酸、 3 , 5—ジ ( α, '一ジメチルベンジル) サリチル酸などが例 示される。 [0034] さらにスチレン類を付加させた芳香族カルボン酸、例えば、 スチレン化サリチ ル酸なども含まれる。特に好ましい芳香族カルボン酸は、総炭素数が 1 5以上の 芳香族カル ン酸である。 ただし次に述べる共縮合または共重合モノマーとして 使用するときは特に炭素数は限定されない。 [0035] また、 芳香族カルボン酸、特にサリチル酸をコモノマーとする付加重合樹脂、 縮合または共縮合樹脂、 例えばサリチル酸樹脂も本発明の顕色剤として使用でき る。 このような共縮合樹脂としては、 例えばサリチル酸とジアルコ丰シキシレン との共縮合樹脂、 サリチル酸とアルデヒ ドとの重合物などが例示される。 これら にはさらにト リアルキルベンゼンなどを共縮合モノマーとして加えることができ る 0 [0036] また、 これらの芳香族カルボン酸またはその重合体の金属塩も使用できる。金 属塩としては、 例えば、 亜鉛、 アルミニウム、 バリウム、 鍚、 鉄、 カルシウム、 鉛などの多価金属の塩などが挙げられる。 [0037] 芳香族カルボン酸もしくはその重合体並びにその金属塩などは、 例えば、 米国 特許第 4. 783, 521号公報に記載された方法により製造することができる。 [0038] また、 多価金属化力ルボキシル変性テルペンフユノ一ル樹脂またはその誘導体 としては、 環状モノテルペン類とフエノール類を、 酸性触媒の存在下に縮合して 得られる共縮合樹脂に、 カルボキシル基を常法に従い導入した生成物 (カルボ牛 シ変性テルペンフユノール樹脂) を多価金属化して得られる、 多価金属化カルボ キシ変性テルペンフヱノール樹脂などを例示することができる。 これは、 例えば、 米国特許第 4, 759. 797号公報、 米国特許第 4, 749, 680号公報、 ョ一口ッパ公開特許 第 275, 110号公報などに開示されている。具体的には、 フヱノールと α—ビネンと を三弗化ほう素触媒により縮合してなる共縮合樹脂を金属ナトリウムの存在下で 炭酸ガスを導入することによりカルボ牛シル化し、 次いで塩化亜鉛などにより多 価金属化し、 多価金属化カルボキシ変性テルペンフエノール樹脂が製造される。 この場合、 多価金属としては、 亜鉛、 アルミ二ゥム、 バリ ゥム、 錫、 鉄、 カルシ ゥム、 鉛などが例示される。 特に好ましいものは亜鉛である。 なお、 本発明の範 囲内で多価金属化カルボ丰シ変性テルペンフユノール樹脂またはその誘導体は、 サリチル酸などの芳香族カルボン酸またはその金属塩と溶媒または分散媒中で混 合し、 あるいは溶融混合して使用することもできる。 [0039] 本発明の溶剤を用いて感圧複写材料を製造する方法について感圧複写紙を例に とり、 その一般的な製造方法を述べる。 [0040] 上記発色剤を本発明の溶剤に溶かした溶液をゼラチンおよびァラビアゴムの混 合水溶液に乳ィ匕分散させ、 次にコアセルべーション法により乳化した油滴の回り にゼラチン膜を形成させる。最近は in— si tu重合法、 界面重合法などにより、 合 成樹脂膜でマイク口カプセル化する方法も広く用いられる。 [0041] このようにして生成した微細な油滴状の力プセルエマルシヨンを紙に塗布し、 その塗布面と対向する紙の面、 あるいは前記塗布面自体に、 層状に上記顕色剤を 塗布することにより、 感圧複写材料を製造することができる。 [0042] 本発明の感圧複写材料は、 従来の sec—プチルジフユニルメタンおよび sec—ブ チルジフユニルェタンからなる感圧紙溶剤を用いた感圧複写材料の欠点を改善し たものであって、 発色速度と臭気および筆記時のにじみとスマッジを改善した優 れた感圧複写材料である。 [0043] 一 発明を実施するための最良の形態 一 [0044] 次に実施例により本発明を説明する力 本発明は以下の実施例に限定されるも のではない。 [0045] 下記の表一 1 に示すように、 sec—ブチルジフヱニルメタン、 sec—ブチルジフ ェニルエタン ( 1 , 1 ) および see—ブチルジフヱニルエタン ( 1 , 2 ) を用いて感 圧紙溶剤を調製し、 発色剤として C V Lをそれぞれ 5 %溶解し発色剤溶液を得た。 表— 1において、 溶剤一 1、 溶剤一 2、 および溶剤一 3は本発明の感圧複写材 料に用いる溶剤であり、溶剤一 4、 溶剤一 5、 溶剤一 6および溶剤— 7は比較溶 剤である。 [0046] 次いでこれらの溶剤を、 尿素およびホルマリンを用いた in— si tu重合によりマ イク口カプセル化した。 得られたマイクロカプセルェマルジヨ ンに糊料および保 護材を加え、 マイヤーバ一を使用し上質紙に塗布して感圧複写紙の上葉紙を得た。 上葉紙のマイク口カプセル塗布面を、顕色剤としてフュノールホルムアルデヒ ド樹脂を塗布した下葉紙に重ね合わせ、衝撃荷重をかけて発色させた。 衝撃荷重 をかけてから 5秒および 6 0分後の発色濃度を反射型分光光度計を用いて測定し た。 さらに発色した下葉紙の発色像を拡大観察し、 発色像のにじみの程度を観察 し »« 0 [0047] 引き続いて、 2 O kg/cra2の静荷重を掛けた際の 6 0分後の発色濃度を測定し軽 度の静荷重によるスマッジを調べた。 [0048] 上記の結果を以下の表一 1に示す。 表 一 1 [0049] 注: 発色澳度 5秒後 6 0分後 [0050] △ 6 0 %未満 —一 [0051] 〇 6 0〜 6 4 % 8 0 %未満 [0052] ◎ 6 5 %以上 8 0 %以上 [0053] 表一 1から半 1Jるように、 本発明に用いる溶剤により得られる感圧複写材料は、 発色速度、 臭気の何れも優れており、 保存時の荷重による発色汚れも少なく、 ま た発色像も鲜明で優れている。 また特定の成分を特定の割合で混合することによ り、 初めて得られるこのような効果は、 今までは知られていなかつたことであり 従来の技術からは予測し難いことである。 . - 産業上の利用可能性 - 本発明の感圧複写材料は、 発色速度が優れ、 臭気が少なく、 かつ筆記時の裏抜 けやにじみがない優れたものであり、 鲜明な複写記録を迅速に得ることができる (
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1. 電子受容性顕色剤および該顕色剤に接触して発色する電子供与性発色剤を溶 解してなる発色剤溶液を用いた感圧複写材料において、 該溶液の溶剤が、 20〜 80重量%の sec—ブチルジフエニルメタン、 5〜50重量%Osec—ブチルジフ 工ニルエタン (1 , 1) および 5〜 50重量%の sec—ブチルジフヱニルエタン (1 , 2) の混合物からなることを特徴とする感圧複写材料。
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引用文献:
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法律状态:
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